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Arpeggione Sonata: Storck(Arpeggione)Kontarsky(Fp)+trockne Blumen

Schubert (1797-1828)

User Review :2.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
POCA3058
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

アルペジョーネによるアルペジョーネ・ソナタ

物憂げな旋律で人気の高い名作『アルペジョーネ・ソナタ』は、ウィーンの楽器製作者ヨハン・ゲオルク・シュタウファーが 1823年につくりあげた新たな弦楽器のために書かれたもので、主にギターを製作していたシュタウファーの仕事の影響もあってか、ギター同様、6本の弦とフレットを持ちながらも、演奏に際しては弓を用いるという楽器です。
 大きさはチェロより一回り小さいくらいですが、フレットがあるため、高音域の演奏がチェロよりも容易で、そのため、できたばかりの新しい楽器に惚れ込んで書いたシューベルトのこの曲にも高音域が多用されています。
 チェロで演奏する場合には困難を伴うこともあってかヴィルトゥオーゾ風な演奏が多くなってしまったわけですが、実際にシューベルトが想定したのは、もっと儚げな音楽ではなかったのかという疑問にストレートに答えてくれるのが、本来のアルペジョーネによる演奏ということになります。
 実際、この録音では、シューベルト特有のメランコリックな表情がよくあらわされており、フォルテピアノの質朴な音色との組み合わせもあって、聴きなれたチェロのアルペジョーネとは大きく異なる世界を示してくれて大変に興味深い仕上がりとなっています。
 組み合わせは有名な『しぼめる花変奏曲』ですが、こちらも古いフラウト・トラヴェルソを用いることで、ふだんとは異なるサウンド・イメージが面白い聴きものです。

フランツ・ペーター・シューベルト
・アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
・「しぼめる花」の主題による変奏曲 ホ短調 D.802
 クラウス・シュトルク(アルペジョーネ)
 ハンス・マルティン・リンデ(フラウト・トラヴェルソ)
 アルフォンス・コンタルスキー(ピアノ)

Track List   

Customer Reviews

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うーん、音は素朴でいいんだけど、ビブラー...

投稿日:2007/09/24 (月)

うーん、音は素朴でいいんだけど、ビブラートはいらないなぁ。 誰か、この楽器でノンビブラートで録音してくれないかなぁ。その方が心に染み入ってくると思うんだけど。 誰かお願いします。 鈴木さんかな?

長米名人 さん | 国分寺市 | 不明

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